新種のカニ

この前、カニを釣りました。あまり大きくないし食べられそうにもないカニです。普通の釣り人には外道扱いされることでしょう。でも私はこのカニの正体が気になって仕方がないので連れて帰って調べることにしました。すると驚きの事実が判明しました。

そのカニがこちら。和名はオオヨツハモガニ。実はこのカニ、今年の9月に新種として発表されたばかりの最新鋭のカニなんです。最新鋭ってなんだ・・・?

これまで日本全国の海岸にはヨツハモガニというカニが分布するとされていましたが、最近の研究で日本海側は富山湾より北、太平洋側はいわきよりも北の海域に分布するものはヨツハモガニとは別の種類であることが判明しこれを和名オオヨツハモガニと命名し、新種として発表したようです。

このカニの存在は80年以上前に三陸地方で確認されていましたが、これまでヨツハモガニの地理的変異とされていました。しかし多くの形態的特徴において既知のヨツハモガニとは明瞭に異なることが明らかになりました。また植物食がメインのヨツハモガニとは異なりオオヨツハモガニは貝類などの動物を好んで食べるなど、生態の違いも確認されたようです。

まさか適当に捕まえたカニがこの前発表されたばかりの新種だとはおもいませんでした。このカニ、珍しいカニではないんですよね。よく砂浜に死骸が転がっています。

そういえば春ごろに砂浜に転がってるのを撮影した写真がありました。このころはまだヨツハモガニの地理的変異種として世に知られていたと思うとなんか感慨深いです。

ちなみにカニを釣った日は他には何も釣れませんでした・・・・・。

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