9月16日
標津町には標津サーモン科学館という水族館があります。サケ科の魚をメインに北海道で見ることができる水生生物を数多く展示している水族館です。デートで行って「おさかなさんキレイだね!」というタイプの水族館とは違いますが、魚類やその他水生生物に興味がある人は間違いなく楽しめる施設だと思います。入館料も大人で610円とリーズナブルです。
入ってすぐのカウンターの上にはエゾサンショウウオが展示されています。
この水槽は魚道水槽。外にある魚道が見えるようになっていて、季節によってサケやサクラマスが遡上する様子を観察することができます。
ミヤベイワナ。北海道の然別湖にのみ生息するオショロコマの亜種です。
オオカミウオ。厳ついですね。
上が開いた水槽に多数のイトウが泳いでいます。このエリアでは魚たちにエサを与えることができます。
エサに食いつくニッコウイワナ。
大きな水槽の中に沢山のダウリアチョウザメが泳いでいます。水槽に指を入れると餌と間違えて指をパクっと食べようとします。チョウザメには歯がないので噛まれても痛くありません。ここでチョウザメに指をパクっとされると「指パク体験証明書」というものがもらえます。
こちらはホシチョウザメ。白い斑紋が美しいです。
こちらはロシアチョウザメ。ホシチョウザメよりも鼻先が短いですね。
この水槽にはエゾトミヨが展示されています。ガサガサすればよく見かける魚ですが、このように展示されている場所はあまり多くないような気がします。日本産淡水魚が好きな私には非常にうれしいポイントです。
海の生き物に触れることができる水槽。可愛すぎるイトマキヒトデ。
このヒトデはフサトゲニチリンヒトデ。
マヒトデ。釣り人には嫌われているようですが美しい色をしていますね。
ここで紹介したのはほんの一部。まだまだたくさんの生物を見ることができて非常に楽しい施設です。とても610円で見学できる施設とは思えないほどに充実しています。興味がある人、特に北海道産の淡水魚が好きな人は絶対に行った方がいいと思います!