12月3日
今年も野付半島にユキホオジロが渡ってきたようです。ぜひ会いたいと思い野付に出向いてみたのですが残念ながら会えず・・・。彼らは群れで半島内のどこかにいるので運が悪いと出会えないですね。
野付半島からは北方領土の国後島が見えます。野付半島から国後島の間はわずか16㎞。目の前にありますが今はとても遠い場所です。
湾内は氷が張り始めていました。真冬になると歩けるほど分厚い氷になるそうです。
コクガン。湾内の氷が張っていない場所に集まっています。
コクガンの群れ。車の窓を開けると鳴き声が聞こえてきます。
オオハクチョウ。半島内のあちこちにいます。真冬になると湾が凍ってしまうので別の場所に移動します。
外海側の方にはアビがいました。
もう1羽。やや上に反ったくちばしが特徴的。同じアビ類のシロエリオオハムに比べると渡来する数は少ないように感じます。
野付半島から見た知床半島。
オオハクチョウの小群。この時期は日が沈むのが本当に早いです。あっという間に夕暮れのような景色になってしまいます。
日が傾いた野付の景色。
半島内ではありませんが、近くの電柱の上にいたオジロワシ。イケメン。
今回の野付半島はあまり鳥の種類は多くありませんでした。ユキホオジロに出会えるとよかったのですが、会えなかったものは仕方ありません。もう少しすればコミミズクやケアシノスリが現れるかもしれません。オオワシとオジロワシもこれからどんどん数が増えていくでしょう。野付の冬に現れる鳥にハイイロチュウヒという鳥がいるのですが、私は一度も見たことがありません。今年はぜひ会いたいのですが・・・・。