自然観察~摩周湖、屈斜路湖

11月12日

今回は少し足を伸ばして道東にある二つの有名な湖を見てきました。

道東の弟子屈町にある摩周湖です。日本では1番、世界でもロシアのバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖です。

その透明度により、青色以外の光の反射が極めて少なく、よく晴れた日の湖面の色は摩周ブルーと呼ばれています。

摩周湖の売店で販売されているホタテ。ここに来るとついつい買ってしまいます。

摩周湖といえばこのソフトクリーム、その名も「摩周ブルー」。摩周湖の湖面の色をイメージした爽やかな水色が特徴的。ミルクソフトをベースにカクテルなどで使われる「青いリキュール」(アルコールを飛ばしたもの)を混ぜてこの色と爽やかな味を表現しています。実はこのソフトクリームが食べたくてここに来ました。

続いて屈斜路湖。同じく弟子屈町にある湖で、日本最大のカルデラ湖です。全面凍結する淡水湖としても日本最大の面積を持ちます。ここは冬になると多数のオオハクチョウが渡来し、越冬します。

マガモのつがい。左側が雌で右側が雄。オオハクチョウとともに岸辺に集まってきます。

屈斜路湖はオオハクチョウが多く渡来する砂湯が有名ですが、そのほかにも湖に突き出た「和琴半島」にも魅力があります。和琴半島にはミンミンゼミが分布しています。ミンミンゼミは北海道では南西部に分布が限られますが、この和琴半島には隔離分布しています。はるか昔、ミンミンゼミは北海道全域に生息していたものの、寒冷化によって道東では地熱地帯である和琴半島だけに生き残ったようです。その希少さから和琴半島のミンミンゼミとその生息地は天然記念物に指定されています。さすがにこの時期はミンミンゼミの姿や声を聴くことはできませんが、同じく地熱地帯に隔離分布している「タンボオカメコオロギ」「ツヅレサセコオロギ」の鳴き声を聴くことができました。

こちらはメノコツチハンミョウ。危険を感じると脚の関節から黄色い液体を出します。この液体には「カンタリジン」という成分が含まれており、皮膚などに触れると炎症をおこすため、見つけても触らないようにしましょう。

周囲の森林にいたヤマゲラ。北海道固有種で割と珍しいキツツキです。赤い頭と緑色の背中が美しいです。

こちらはおなじみのアカゲラ。最もよく見かけるキツツキです。

こちらもおなじみの種、コゲラです。アカゲラの次によく見かけます。

帰り道に黒みが強いキタキツネを見かけました。かつて毛皮を取るために飼育されていたギンギツネと在来のキタキツネの交配種といわれています。「十字狐」とも呼ばれます。

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